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ゾムside
あれから数年が経ち俺たちは15歳になった
あの日から公園には行っていない……拒絶されるのが怖かった……だから自分が傷付かないように避けたのだ
アズヤといるのは変わらない…少し変わったとしたらアズヤが俺に依存していること
それからミツバとマユの関係も悪化した
いつも空気はピリついている……正直居心地は悪い…
ｱｽﾞﾔ「ゾム様！今日すごく綺麗な場所見つけましたよ！よかったら行きません？」
zm「おん」
俺は気分転換もかねて一緒に足を運んだ
ついたのは綺麗な薔薇園だった
ｱｽﾞﾔ「お部屋に飾るように摘んでいきませんか？」
zm「でも…」
ｱｽﾞﾔ「少しならバレませんよ！！」
と薔薇に手を伸ばしたアズヤの手はしなやかな女らしい綺麗な手が止めた
『ここの薔薇を勝手に摘まないでください』
目線を向けると冷えた目でアズヤを見つめるライアの姿
少し幼さの残った綺麗な顔をしていた。そして薔薇の髪飾りを着けとても女性らしくなっていた
ｱｽﾞﾔ「な、なんですか！貴方は！！」
『ここは私の作った薔薇園だ。勝手に薔薇を摘まれては困ります』
ｷﾞﾘｯと強く腕を掴むライア
ｱｽﾞﾔ「い"っ」
『ここにはもう二度と来ないでください』
と冷たい声で発された言葉
？「おねちゃーん！！」
？「ねぇちゃん」
『ハル…レオ…走ったら転けるよ』
双子？ライアは姉になったのか……？
ﾊﾙ「おねえちゃん。この人たち誰？」
ﾚｵ「ねぇちゃんのこと取るの？ダメだよ？僕たちのねぇちゃんなんだから」
とライアの足にくっつく双子
『悪い人たちじゃないから威嚇しないの、ね？』
と双子を相手するライアからは微笑みが消えることはない
俺の知らない顔や……ライアのこと知ってる気になってた……理解してる気になってた……
zm「ライア……」
『……なんでしょうゾム様』
ズキズキと心が痛む。ライアは理解してる、自分の立場と俺の立場が違うことに
zm「今さら敬語なんて使わんでや……前みたいに喋ろうや……俺からのお願いや」
手が震える……怖い……なにを言われるのだろう……昔感じた暖かい気持ちは感じなかった
『……ゾムくん。なんでそんなお願いするの……？』
あ……またや……またフワフワする感覚……優しく包まれるような安心感……
『私待ってたんだよ、ずっと……でも君の目にはその子しか写ってないみたいだから……だから"身を引いた"君に』
＿＿幸せになって欲しいから
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シュークリーム - うっっっわ好きです……！！好みどストライク！！続きも楽しみにしてます！ (4月14日 23時) (
レス) @page18 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - ゆ、夢主〜可哀想に。でもこのお陰でとっっっっっっってもオモロいです( ^ω^ )更新頑張ってください❣️ (4月7日 1時) (レス) @page18 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2024年3月25日 10時
