Request1.床ドン(ut) ページ18
〜さんリクエスト[ut先生の床ドン]
「Aちゃんただいま〜……って、酒臭っ！？どしたんや、これ」
『あ、だいせんせ、お帰りぃ。せんせも飲むぅ？』
「いや、流石にAちゃんがその状態で飲まれへんわ……」
酒好きの彼でさえ遠慮してしまうほど、あなたはべろべろに酔ってしまっていた。
『ん〜いけずぅ』
「ああっ、ちょ、あかんって！それ以上飲んだらいけません！」
あなたが更に缶ビールを煽ったので、彼は焦ってその手を止める。
しかし、あなたは体温が上がって火照った頬を膨らませて言葉を発さなくなってしまった。
「……？まだ飲み込んでないんか？そしたらそれは流し台でぺっ、てしよ。ええ子やから僕の言う事聞いて」
すると、彼の頬を熱い両手が包んだ。そのままあなたは彼に口づけ、驚いて彼が唇を薄く開けたのをいいことに酒を流し込む。
つぅ、と彼の首筋を溢れてしまった酒が伝う。
『わたし、わるいこだから、せんせのいうこときけないもん』
はっ、と彼が乾いた笑いを飛ばした。
あなたは彼に腕を掴まれたかと思うと、どん、という衝撃が背中に走る。
彼が、掴んだあなたの腕をカーペットに押し付けた。
あなたに跨るようにして床に手をついているせいで、彼の顔が暗く翳って色情を感じさせる。
彼の青みがかった黒髪がサラリと落ちてきて、瞳に落ちる影が魅惑的に揺れた。
『せんせ……っ』
あなたが逃げようと身を捩るも、彼に覆うようにして囲われたこの態勢では到底不可能だった。
「……ほんま、悪い子やな。抑えてた僕のこと、煽っちゃって」
彼の藍色の瞳に捕食者のような光がきらりと走る。
彼がしゅるりとネクタイを緩めて、シャツのボタンをいくつか外せばあなたを見下ろす彼の色っぽい鎖骨が覗いた。
彼はあなたに濃厚なキスをお見舞いする、角度を変えて、何度も何度も。
酒のせいで不安定だった思考が、彼のキスによって更に甘く、そして確実にどろどろに溶かされていった。
リクエストありがとうございました！
書くの楽しかったです！！(*´ω｀*)
case15.耳舐め(ci)→←case14.添い寝(tn)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 332人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緑黄色野菜(プロフ) - キルさん» 喜んで頂けて嬉しいです〜！！書くの凄く楽しくって！リクエストありがとうございました！これからも頑張ります！ (5月11日 6時) (
レス) id: ae06c5e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
キル(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました！最高すぎました！想像していたものより何倍もすごくって、かっこいいっっ！！ってなっちゃいました！わたしピンクなのめっちゃ好きなので、めっちゃ嬉しいです！これからも更新応援してます！ (5月10日 23時) (レス) @page37 id: db14baf272 (このIDを非表示/違反報告)
緑黄色野菜(プロフ) - あくのさん» わぁ、ホントですか！？よかったぁ！！ちょっとやりすぎたかなと不安になっていたので喜んで頂けて私も嬉しいです！ (5月3日 17時) (レス) id: ae06c5e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
あくの(プロフ) - ドロドロいいですね...！！！ここまで甘いお話書いてくださる方があまりいないのですごくうれしいです！！ (5月3日 13時) (レス) @page33 id: f9355a1561 (このIDを非表示/違反報告)
緑黄色野菜(プロフ) - りずさん» リクエストありがとうございます！可愛いお話だなんて、嬉しくて嬉しくて(照)甘さマックス、挑戦させて頂きます！ (5月1日 0時) (レス) id: ae06c5e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緑黄色野菜 | 作成日時：2024年3月25日 0時
