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俺は自分の思っていることを伝えるのが苦手だ。
それでも、彼女のいない1日間は耐えられなかった。
今考えると、あの言葉は、＿＿彼女を抱きしめてそう言った言葉は、俺なりの最大の告白やったのかもしれない。
＿＿俺はまた、失ってしまうのか？
大先生が無事でありますように。一人きりの自室でそう呟いた。
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tn「大先生が、拉致された。α国に」
kn「…は？」
突然すぎる報告に、俺ら幹部は衝撃を受けた。
rbr「インカムの反応がそこで途切れとる＿＿無事やと、ええけど。」
tn「覚悟は、しとけ。」
zm「…絶対見つけ出すぞ」
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em「コネシマさん」
kn「…大先生、大丈夫やんな？」
em「……わからへん。大先生、この軍の中だと私の次に一番生命力低いので」
kn「＿＿冗談でもええから、大丈夫やって、生きとるって、言ってや、」
em「…ごめんなさい」
kn「……なんで、や」
エミさんにつかみかかる。違う、こんなことしたって、何にもならへん
em「…コネシマさんは仲間思いですね。…優しくて、素敵な方です」
kn「仲間、思い？俺が？」
俺は、この軍の奴らは所詮表面上の付き合いでしかないと……
…そっか、俺、知らないうちに、みんなのこと＿＿
em「はい、誰よりも。ここで私を殴って落ち着けるならいいですけど。私は何もできませんよ。
信じましょうよ、大先生を。」
kn「……そうやな。…ごめん、エミさん」
em「いえ。私たちで絶対大先生を助けましょう」
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作者名：えむいー | 作成日時：2024年2月16日 11時
