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割とあっさり侵入でき、そのまま突撃する。
最初は大先生を取り戻せたら帰るという作戦だったが、こんな無法地帯をそのままにしておいていいはずがないと、満場一致でα国と戦うことを決めた。
＿＿だが、
tn「…なんや、こいつら」
目の前に見えたのは、人。＿＿なはず
見た目は完全に人だ。しかし、何かおかしい。
泣き喚きながら銃をこちらに乱射する人。
助けて、と叫びながら刀を振ってくる人。
ああ、そうか。
kn「身体が乗っ取られているのか…？」
zm「…そう、やな」
じゃあここにいる敵はみんな拉致された人間というのか？
shp「でもこれ殺やないとまずいっすよね」
俺でも良心というものはあるから、痛むものは痛む。
それでも、戦わないといけないんだ。
＿＿運が悪かったと思ってくれ
目の前に現れる強敵をどんどん倒していく。
大先生は、何処に居るんや
すると、
？？「わあ〜ばあ〜」
kn「えっ」
色んなうめき声の中、急に後ろから変な声が聞こえてきてナイフを振るう。
無意識で動いちゃったけど、今の声って＿＿
ut「へ、う、うわ、あっ、ぶな」
kn「は？大先生？」
zm「だ、大先生や！！」
ci「マジか！！」
tn「…おま、身体は！？」
大先生は、周りの奴らと同じように奇妙な動きをした後に、動きを止める。
そしてピースサインを出す。
ハッと、誰かが息を呑む音が聞こえる。
kn「…よかった…」
ut「お前心配してくれとったん？」
shp「分かりづらいことせんでくださいよ！！危うく殺しそうでしたって！！」
sha「なんならシッマなんてナイフ掠っとったやろw」
ut「地味に痛い……」
kn「お前のせいやろ！！」
俺とトントンとショッピとチーノで大先生に駆け寄り、
ゾムとシャオロンは、敵の相手をしながらも大先生の無事に安堵しているようだ。
rbr〔ま、大先生も見つかったことやし、はよ主の首取りに行こか。大先生は念の為…トントン、連れて帰ってくれへんか〕
インカムからロボロの指示が聞こえ、俺らはそれに応える。
tn「首取りたかったんやけど…」
zm「俺らに任せろ！！」
そうしてまた敵を倒していく。
助かって、良かった。
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作者名：えむいー | 作成日時：2024年2月16日 11時
