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そんな話をして盛り上がっていると、そういえば、とゾムがAに話しかける。
zm「Aはどっか行く宛とかあるん？」
『…ない、です。帰る家もないので』
sha「そっか、昔はずっとシッマと居ったんやもんな」
『そうですねえ…まあ、私生命力高いので！なんとかなります！』
kn『…馬鹿か？』
「昔よりは頭良くなってますぅ〜』
ut「ええやん、ここで暮らせば」
kn「せやな」
『えっ、…でも、、私そんなことされる義理ないですよ。だって、』
zm「シッマのこと守ったんやろ？それにシッマの家族同然みたいな人やろ？」
ゾムがそう言うと、それは勝手に身体が動いただけで…とモゾモゾ言う。
するとシャオロンがでかい声で あっ！と言う
sha「ええこと思いついた！Aがα国の情報を教えてもらうことを条件にするとか！」
kn「確かにそれやったらAも負い目を感じひんとちゃう？」
ut「ほらAちゃん、シッマが一緒に暮らしたいって」
kn「そんなこと言っとらんわ！」
zm「もう〜素直じゃないんだから〜」
『…ふふ』
kn「…何わらっとるんや」
『いーや？シッマ、そんな楽しそうな顔できるんだ、と思って』
そうAが幸せそうに笑うのを見て、返す言葉を見失う。
sha「おーい、俺らもいるの忘れとるー？」
ut「まあまあええやない」
zm「ってことで、A、よろしくな」
『！！はい！！！』
そしてそのあとに医務室に入って来たトントンにそのことを説明すると、
「もちろんええけど、お前ら勝手に決めてAさん困らせたんとちゃうな？」
とドス黒いオーラを放ち、Aがびくびく怯えいたのはまた別の話。
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作者名：えむいー | 作成日時：2024年2月16日 11時
