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" 私のことを知ってるのは、シッマだけ。お母さんも、お父さんも、忘れちゃてるだろうから。 "
" …俺のこと知ってる奴も、お前だけや。 "
" そうなの？特別って感じがして、嬉しいね "
" お前の中で俺は特別なんか "
" もちろんだよ。…だからさ、忘れないでね、私のこと。"
" お前みたいな奴、忘れられるわけないやろ "
" ふふ、それもそうだね。…私、シッマに忘れられちゃったら、この世界に私の存在が無くなっちゃう。…そしたら本当に、生きてる意味ないね "
" それは、俺にも言えるからな。絶対忘れるなよ "
" うーん、でもシッマ、私に冷たいからな〜。忘れちゃうかも "
"なんやと？"
"嘘嘘、絶対に、忘れないよ"
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作者名：えむいー | 作成日時：2024年2月16日 11時
