新しい幹部はえ！？まさかの女！？2【wrwrd】

狂犬 ページ32

グルッペンside

我が軍の幹部の2人に叶う訳もなく抵抗虚しく素手相手に銃で勝てなかった敗者共が縛られている

2人の戦闘は実に完璧なものだった

勝手に動いているようでお互いをよく見ている

シャオロンが暴れ散らしてヘイトを集め、

Aが確実に数を減らしている

乗客を人質に取らせないよう動く立ち回りはまるで羊を集める犬の様

実に美しかった

頬を伝う血よりも興奮が勝る

痛みなどはない

you「違う…違う…違う…あ、お前だな」

倒れる男

顔には靴後がくっきりと付いている

syo「後お前やな」

「うぁぁぁ"あ"」

叫んだ男

顔にはナイフで割いたような傷がある

gr「そこら辺にしとけ。死なれては困る」

you「この程度で死ぬとか言ってるのか？鼻折れても死なないぞ？」

syo「焼けば血止まるし切るくらい大丈夫やて」

…なんだこのゴリラ達

痛覚やら倫理観やら医学知識イってんのか？

俺の静止を無視してボコボコにしている

本当に困った奴らだ…

gr『待て、おすわりだ』

yousyo「「わん」」

ピタリと止まって跪いた

gr「本当にこの狂犬達には困らせられる」

忠誠を誓ってくれているはずなんだがな…

you「ご主人様の躾が甘いんじゃないか？」

syo「せやぞー！放し飼いのくせにお利口さんになれとかワガママやん」

もし俺が自信をなくし俺が俺らしく無くなってしまったらお前らは俺を噛み殺すだろう

gr「リードでも付けなきゃいけないな…」

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