17話 ページ17
トントンの家
tn「うぅ……」
結局連れて帰ってしまった。相変わらず
昔の女の鼻歌を楽しそうに歌うA
一緒に風呂入ったらええんか！
お風呂
tn「…」
半透明の壁越しで、彼は呑気に
歌っているんだろう。俺の湯船で。
俺が貯めたお湯で
自分の匂いに包まれていく、と考えれば
背筋がぞくりと唸った。興奮が冷めない手で
いつもよりゆっくりドアノブを傾ける
「あれ？、またのぞき〜？」
tn「ちゃ、ちゃうわ」
tn「その、そそその、お湯もったいないし、いいっしょはいってもええやん」
我ながらキショい文章
A引いたやろ…
「俺あがるからいいよ」
「あ、トントン的には」
一緒に入りたいんかな？
tn「ｯ…ちゃ、ぅ…」
「違うなら上がるね」
tn「ｯ、まって、いや、はいる」
tn「主の言うこと聞け」
細いAの腕を掴んで
無理やり湯船の中に沈める
どーてぃの快挙
Aは、目をぱちくりさせ
はーいと適当な返事をしてひよこで
あそび始めた
tn「…」
服を脱ぐ手が震えて中々進まない
好きな奴と風呂にはいるから
そんなこと今までしたこと無かったし
───
tn「……」
「久しぶりに誰かと入ったわ〜」
tn「そ、う…」
「…」
自分から誘って何も手を出さない
流石どーてぃだ
堅物を見ていたら、悪戯心が芽生えてしまった
仕方ないよね
「こっち向いてよ」
tn「うｯ？！」
Aが、俺の腹に手を回してきたと思えば
いきなり抱きついてきやがった
あかん、鼓動がバレてしまう
《Aに好きなことがバレてしまう》
tn「…胸、あたっとる」
「男だしいいでしょ」
「ほら、サーモンピンクだよ」
tn「見せつけんなや…」
振り向いたら、Aは離れていった
なんなんだよ、とツッコミを入れたいのを
抑えて彼を見つめる
見れば見るほど、惹き込まれる顔だ
綺麗なまつ毛、大きめの目
笑ったら薄くなるその唇
全てが、俺を狂わせる
tn「…A、好きなやつとかおらんの…？」
「え〜？どうだろうね」
体を重ねる子のことも、
鬱もゾム君もトントンも
みんなも
大切だけど、好きかと言われたら疑問が残る
それが俺だから
tn「…」
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とき男 - こるぅぅあ、、、男主くん、、ケツで抱くタイプ、、！？ チュキ (3月13日 20時) (
レス) @page8 id: 9790ed963e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 空ちゃん?(@バカ1号)さん» いつか、男主したいわ…て思ってたのでとても嬉しいです！！ (12月30日 14時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
空ちゃん?(@バカ1号)(プロフ) - えっと、あちきさんの投稿いつも見させてもらってます！男主でやってくんねぇかな、とか思ってたらまさかの展開！凄く嬉しいです！このまま続いたらいいなと思いながら投稿待ってます！😭 (12月29日 15時) (レス) @page11 id: d9263e20d8 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - タレカメさん» え！本当ですか…！自分の癖を詰めた作品なのですごく嬉しいです！😭ありがとうございます！ (12月27日 22時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
タレカメ - え、めっちゃ好きです。内容も設定もドタイプでした…更新頑張ってください！！ (12月27日 22時) (レス) @page8 id: afce0f154e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年12月26日 23時
